過去の連載エッセイ– category –
-
【連載/LIFE−】第7回:テキストにおける “若さ”から手を切るということ
(by 葛西祝) 若さを良いものと評することは多い。選手が全盛期を迎える期間が限られたスポーツはまさにそうだし、流行りのファッションや音楽からは誰でも良い意味で... -
【連載/LIFE−】第6回:アカデミー賞にノミネートされながら、物乞いに堕ちたアニメ作家の物語
(by 葛西祝) さまざまなジャンルから、人生や日常の欠落についてを書く連載「LIFEー」6回目は、とある破滅的な経歴を送った作家の話をしよう。 あらゆる表現に関して... -
【連載/だからゲームはやめられない】第19回: 1996年10月の不思議な新作で隠れた名作『マーヴェラス ~もうひとつの宝島~』
(by シェループ) 次の主力ゲーム機は、きっとこれになる。 そんな根拠なき確信から買った1996年当時の次世代機『NINTENDO64』(以下、ロクヨン)は、地獄のようなソフ... -
【名画再訪】『アメリ』~わたしがわたしのままでいることを許してくれた映画~
(by 冬日さつき) 蛙田アメコさんが記事の中で書いていた、「『アメリ』に罪はないけれど」という一文で、わたしは中学時代のことを思い出していた。 わたしは田舎の公... -
【名画再訪】『アイアンマン3』コンビのオシャレ映画『キスキス,バンバン -L.A.的殺人事件』を48回観た話
(by 蛙田アメコ) ◇『アメリ』に罪はないけれど。 世の中には「オシャレ映画」というカテゴリーの映画がある。例えば『アメリ』とか。『アメリ』のコンテンツ力ったら... -
【連載/だからゲームはやめられない】第18回: 『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』は最高画質と共に語る
(by シェループ) 「だから新しいゲーム機はすぐ買うものじゃない」……と。 私の中で、絶対的な信条として掲げているものがある。それは……”発売1ヶ月以内の新しいゲーム... -
【連載/世界テーマパーク巡り】第3回: 麻豆代天府(台湾)~生きながら天国と地獄をひと周り~
(by 冬日さつき) 日本を離れ、わたしはみずから地獄へと向かっていた。台南にある麻豆代天府という寺院には、天国と地獄をモチーフにした施設があるのだという。台南... -
【この一曲】イントロだけで世界を制したU2“Where the Streets Have No Name”
(by とら猫) “Where the Streets Have No Name”のイントロを聴くと、今すぐ駆け出したくなる。これはもうボタンを見ると押したくなる、釣鐘を見ると撞きたくなる、反... -
【この一曲】BUMP OF CHICKENの“ベル”が掬いあげる、日常の中の絶望と救い
小学生のある年の夏休み、私はそのバンドと出会った。母がツタヤで借りてきた『jupiter』という名前のそのアルバムを、当時現役だったカセットテープに落として、文字通... -
【連載/だからゲームはやめられない】番外編: 気になるあのキャラ、ジャッジくん(スプラトゥーン)
(by シェループ) ゲームというものは、常に現実では味わえぬ遊びや冒険、戦いを体験させてくれる。同時に、その作品世界で生きる様々なキャラクターと出会わせてくれ... -
【連載/世界テーマパーク巡り】番外編: 大人の射的屋さん(鳥取皆生温泉)~温泉街にひそむ昭和~
(by 冬日さつき) 鳥取・米子の温泉地には、大人の射的屋さんがある。光の漏れる入り口から中へ入ると、想像以上に明るいおばちゃんが出迎えてくれた。台の内側にいる... -
【推しの一作】『裸一貫!つづ井さん』が教えてくれた、貪欲な人生の楽しみ方
突然ですが、私はオタクです。 中学生の頃よりマンガアニメをはじめとする色々なサブカルチャーにのめり込み、ハマったキャラや作品のこととなると早口でとめどなく喋り... -
【連載/世界テーマパーク巡り】第2回: 上海ディズニーランド(中国)~同じようでも一味ちがう~
(by 冬日さつき) 奇幻童話城堡(Enchanted Storybook Castle)と名前がつけられた城は、特定のキャラクターのものではなく、すべてのプリンセスのお城だという。パー... -
【連載/だからゲームはやめられない】第17回: まさかの旧世代機で発売された、奇怪な新作かつ隠れた傑作『Cu-On-Pa(クオンパ)』
(by シェループ) 1996年に発売された、任天堂の次世代ゲーム機『NINTENDO 64(ニンテンドウ64)』。 古い付き合いのマリオの新作が発売される。その後には、前世代機... -
【連載/だからゲームはやめられない】第16回: 泣きっ面に『ロックマン8 メタルヒーローズ』
(by シェループ) 好きになった作品はゲームに限らず、長く追い続けたい。しかし、それが一生続く保証はない。 歴史が長くなるものほど時代と共に変化し続け、いつしか... -
【連載/世界テーマパーク巡り】第1回: レ・マシーン・ド・リル(フランス)~サイバーパンクの楽園~
(by 冬日さつき) 機械仕掛けの象がゆっくりと歩いている、いつか夢で見た世界の一部分みたい。 フランス・パリにあるシャルル・ド・ゴール空港について、眠るだけの1... -
【連載/だからゲームはやめられない】第15回: 不動のマリオ・ザ・ベスト『ドンキーコング』(ゲームボーイ版)
(by シェループ) 私のゲーム人生は、ファミリーコンピュータの『スーパーマリオブラザーズ』から始まった。以来、マリオはゲームという娯楽を教えてくれた先生との認... -
【連載/だからゲームはやめられない】第14回: 本当にファミコンRPGファン要チェックの良作だった『ソウルゲッター ~放課後冒険RPG~』
(by シェループ) いきなりだが、このパッケージを見て、どう思っただろうか。 「怪しい。」 そんな一言が浮かんだかもしれない。私も初めてこのパッケージを目にした... -
【連載/スローな落語家と暮らしてる】第9話: スローでいるのも楽じゃない
(by 蛙田アメコ) 前回、前向きな別居を始めた我が家のことをお伝えしたこの連載。さらに新たな事実が発覚して……!? ◼️別居後に発覚した「とんでもない事実」落語家っ... -
【連載/だからゲームはやめられない】第13回: ヘナチョコで可愛いマスコットとゲームの老舗が送る、鬼に金棒な傑作『どーもくんの不思議てれび』
(by シェループ) 「あのヘナチョコな生き物はなんだ……??」 1999年の6月頃だろうか。毎週土曜日、NHK総合で放送されている『土曜スタジオパーク』を見ていた時のこと... -
【連載/LIFE-(ライフマイナス)】第4回: ノンポリティカルの時代は終わった
令和に変わるまでの数か月、どこでも平成の特集や総括が行われていた。自分がこの30年で確信しているのは、様々なエンターテインメントにしろ、実際の態度にしろ、ノン... -
【連載/スローな落語家と暮らしてる】第8話: 我が家はただいま別居中
(by 蛙田アメコ) ◼️落語家と小説家、別居する◼️「スローな落語家と暮らしてる」、というタイトルで連作をしているこのエッセイ。しかしなんといま、我が家は別居生活... -
【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】 第6回: ジェームズ・スペイダーに魅せられて
(by 長夏実) 私も影響を受けたわ。(Everybody that comes in contact with you) becomes part of your problem. ――映画『セックスと嘘とビデオテープ』 より 字幕翻訳... -
【連載/隠れ名画のすゝめ】第7回: エツィオサーガの結末を描く『アサシンクリード エンバース』
(by あでゆ) 先日、映画版『アサシンクリード』を観ました。物語の出来不出来はひとまず置いておくとして、正直にいってこの映画化はあまりうまく言っているとは思え... -
【連載/だからゲームはやめられない】第12回: PS Vitaに爪痕を残した意欲作『テラウェイ~はがれた世界の大冒険~』
(by シェループ) 携帯ゲーム機『PlayStation Vita(PS Vita)』が生産終了となり、現役を退いた。 先代『PlayStation Portable(PSP)』の後継機として生を受けた本機... -
【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】第5回: 銃弾よりも人を傷つける言葉『L.A.ギャングストーリー』
取り消せないことが2つある。撃った弾と言った言葉だ。Two things you can't take back on this job, bullets out of your gun and words out of your mouth. 映画『L.... -
【連載/LIFE-】第3回: 名誉と報酬をめぐる物語としての格闘技
(by 葛西祝)社会的に得ることのできる名誉と、仕事の対価である報酬にはどんな関係があるのだろうか? この関係を考えるうえで、少し前のMMA(※打撃、投げ技、関節技... -
【連載/スローな落語家と暮らしてる】第7話: 落語家の仕事は二月がやばい
■今年も2月がやってきた■やばい!!――我が家に一緒に暮らしている配偶者は、職業が落語家だ。座布団のうえに座って喋る、例の落語家である。年間を通して、なんとなく暇... -
【連載/だからゲームはやめられない】第11回: 『ゴールデンアイ 007』から足を踏み入れた、映画007シリーズの世界での意外な巡り会い
(第10回からの続き) 1997年8月23日に発売された『ゴールデンアイ 007』は、当時、NINTENDO64本体の購入を後悔していた自分にその選択が間違ってなかったことを沢山教... -
【連載/だからゲームはやめられない】第10回: 3D酔いの地獄を味わいつつ、沢山の恩恵を得た傑作中の傑作『ゴールデンアイ 007』
(by シェループ) 1994年末より始まった次世代ゲーム機の台頭。セガサターンにするか、或いはPlayStationにするか。次第に私も、次のゲーム機を選択しなければならなく...