2019年5月

【ゲームレビュー】翻訳もキレキレのアニマル系忍者アクション『ニンジン:クラッシュ・オブ・キャロット』

(by シェループ) 気が付けば、「BadCats Weekly」には猫を題材にしたゲームのレビューが三本掲載されている。 島のあちこちに隠れた猫を探し出し、毛糸球を集めるクリックゲーム『Hidden Paws Mystery』。空飛ぶ猫とゆるキャラ10000匹の壮絶な空中戦を描くシューティングゲー […]

【旅行エッセイ】ベトナム旅行記(前編)

(by 冬日さつき) 新婚旅行の行き先にベトナムを選んだわたしたちは、結婚式を終えた3月のはじめ春を飛び越え夏にいた。 はじめての東南アジア。飛行機の中でこんにちはとありがとうの言い方をひとまず覚える。ダナンというリゾート地でしばらく過ごしたあと、ホーチミンへ行くという旅程だから、国内線を乗り継いで […]

【映画レビュー】アメリカ現役女性最高裁判官のドキュメンタリー『RBG 最強の85歳』

(by こばやしななこ) RBG、これは85歳にしてアメリカの現役女性最高裁判官であるルース・ベイダー・ギンズバーグ氏のイニシャルだ。キュートなRBGおばあちゃんの実績と人柄が描かれたドキュメンタリーが『RBG 最強の85歳』である。 この映画を観て言いたいことがありすぎて、まとめきる自信がないので […]

【連載/LIFE-(ライフマイナス)】第4回: ノンポリティカルの時代は終わった

(by 葛西祝) 令和に変わるまでの数か月、どこでも平成の特集や総括が行われていた。自分がこの30年で確信しているのは、様々なエンターテインメントにしろ、実際の態度にしろ、ノンポリティカルでいることが難しくなったことだ。 平成はノンポリティカルでいられる時代だった。作品と現実はまったく別物であり、政 […]

【ノベルゲームレビュー】『真昼の暗黒』が暴きだす、様々な狂気への旅路

(by とら猫) 狂っていくというプロセス。 なぜだか自分は幼い頃からそうしたことに関心があって、狂った人々が暴れまわる映画や漫画を好んで見ていた。 猟奇的な事件が起きると槍玉に挙げられるたぐいの作品ばかりだったが、それらを見ていて学んだのは、人が狂うことと凶暴性にはあまり関係がなく、狂った人が全員 […]

【連載/スローな落語家と暮らしてる】第8話: 我が家はただいま別居中

(by 蛙田アメコ) ◼️落語家と小説家、別居する◼️「スローな落語家と暮らしてる」、というタイトルで連作をしているこのエッセイ。しかしなんといま、我が家は別居生活中でございます。たいへんだっ! 簡単に言うと、生活リズムや考え方が食い違ってしんどくなってしまったので物理的に距離を置いている……という […]

【ゲームレビュー】普通に生きていればこその僅かな幸せを『ナイト・イン・ザ・ウッズ』

(by シェループ) 20歳。日本では民法第四条の規定により、この年齢から成年とされる。 20歳になれば、酒が飲める。タバコが吸える。中型免許が取れる。周囲の影響から、私もかつてはそのようなことができる大人に憧れたが、実際にその歳を迎えた私はどちらもできなかった。 タバコは、健康を害するものとのイメ […]

【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】 第6回: ジェームズ・スペイダーに魅せられて

(by 長夏実) 私も影響を受けたわ。(Everybody that comes in contact with you) becomes part of your problem. ――映画『セックスと嘘とビデオテープ』 より 字幕翻訳者は、当然ながら映像に字幕をつけることが仕事なので、基本的に仕 […]

【映画レビュー】『あの日々の話』で思い出す、過ぎし日の“オール”の感覚

(by こばやしななこ) 『あの日々の話』を観終わった時、なんとなく『マリー・アントワネット』が思い浮かんだ。 ソフィア・コッポラが監督した映画『マリー・アントワネット』は歴史大作のようでいて、14歳で強制的にフランスに嫁がされた少女がヴェルサイユで過ごした青春の物語になっている。 マリーと夫のルイ […]

【映画レビュー】『名探偵ピカチュウ』で知る、人間社会でポケモンが暴れることの恐ろしさ

(by シェループ) 「ピカッとひらめいた!」 2016年、すい星のごとく現れたニンテンドー3DS用ダウンロードソフト『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』は衝撃的な作品だった。ポケットモンスターことポケモンで探偵アドベンチャーという内容もさることながら、シンボルキャラクターの「ピカチュウ」が、おな […]

【エッセイ】真夜中のひとり遊び

(by 冬日さつき) わたしの夜は長い。 海に向けられた定点カメラは大きくうねる波を静かにとらえている。白い飛沫は黄色いライトと混ざり合い、なめらかに消えていく。伊豆諸島、八丈島からの中継。ベッドに寝転がり、テレビを見つめる。映像に表示されている時間は現在を示してはいない。わたしはときどきこうして、 […]

【連載/洞窟が呼んでいる】第3洞: 「恐竜ランド極楽洞」が体現する洞窟のフリーダム性

(by とら猫) 「恐竜ランド極楽洞」は、和歌山県紀伊半島の山中深くに広がっている。 と、そしらぬ顔で筆を起こしてみたが、ひょっとすると向学心の強い君なんかは今、軽めの疑問を抱いたかもしれない。なぜに和歌山で恐竜なのか?おまけに極楽とは?仏陀が恐竜を相手に修行したという逸話の残る場所なのか? 答えは […]