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【連載/部屋とシタデルペイントとウォーハンマー】第3話: 何かに似ていると思ったら、登山の準備だ。
(by 武藤陽生) 今しか書けない文章がある。今書かなければ、たぶん自分にとってどうでもいいことになっている。なぜかといえば、その内容が本質的に“青い”からだ。そ... -
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【連載/スローな落語家と暮らしてる】第4話: スティックシュガー、めっちゃ増える問題
(by 蛙田アメコ) ■旅の仕事■……旅。実に爽やかで心踊る響き。余談だけれど、旅行とかトラベルとかよりも『旅』という言葉のほうが、神秘的でノスタルジックな気がする... -
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【連載/だからゲームはやめられない】第6回: 何十年もお世話になった玩具屋での最後のお買い物『ワイルドアームズ アルターコード:エフ』
(by シェループ) かつて、地元に一つの玩具屋があった。 同級生の友人も通い詰めるほど、そこは名の知られた存在で、特にゲームソフトを買うと決まって値引きしてくれ... -
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【映画レビュー】『ボヘミアン・ラプソディ』~時代を越えた“伝説”のミュージシャン~
(by 長夏実) フレディ・マーキュリーが亡くなった1991年に私は生まれた。 物心ついたときから『クイーン』は伝説のバンドであり、CMやドラマでも彼らの曲は当たり前の... -
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【映画レビュー】フレディを追いかけた旅の果て『ボヘミアン・ラプソディ』
(by とら猫) 思えば、ずっとフレディを追いかけてきた。 最初に聴いたクイーンのアルバムは確か『イニュエンドウ』で、当時はヘヴィメタルしか聴いていなかった私に、... -
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【連載/映画ホルマリン漬け】第3回:『孤狼の血』~あるおじさんの記憶~
(by とら猫) 役所広司という芸名の由来が、昔役所に勤めていたから、と知った時の衝撃はかなりのものだった。 あれは確かまだ小学生の頃、エネッチケーで『宮本武蔵』... -
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【連載/ふらっと喫茶店】3店目: 放っておいて
(by 吉野山早苗) 喫茶店に入れば、コーヒーを飲んだりおやつを食べたりするだけでなく、本を読んだりぼーっとしたりしたい。そうなると、“放っておいてくれる”お店は... -
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【映画レビュー】オレたちのトムハと一緒に皆で『ヴェノム』になる
(by とら猫) 何か別のものになりたい、いわゆる「変身願望」というやつはおそらく、かなりの割合の人が持っているはずで、私なんかももちろん持っている。たっぷり。... -
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【連載/隠れ名画のすゝめ】第3回: ジャンルが抱える枠組みを俯瞰する『Allumette(アリュメット)』
(by あでゆ) 今回はちょっと変わった作品をご紹介したいと思います。ただその前に、私がその作品を観て思い返した自分にまつわる話をさせてください。 私は去年、星新... -
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【映画レビュー】オタクが『ヴェノム』を観にいくべき7つの理由
(by 蛙田アメコ) ■オタクが『ヴェノム』を今すぐ観に行くべき7の理由■人衣一体!!!! 神衣《カムイ》最ッ悪!!!! ……最近Amazonプライムビデオで再視聴した『キ... -
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【連載/だからゲームはやめられない】第5回: 気軽にできる嬉しさとゲームだからこその有難味をゲームボーイ版『ゴルフ』で知る
(by シェループ) 好きなゲームのジャンルは、と聞かれたら、アクションゲームと回答する。逆に苦手なゲームのジャンルは、と聞かれたら、スポーツゲームと回答する。 ... -
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【連載/スローな落語家と暮らしてる】第3話: 落語家とTwitterと弁当と
(by 蛙田アメコ) ■スローな落語家、Twitterをはじめる■我が家の落語家は動作もライフスタイルも、とってもスローだ。SNSはほとんどやらないし、ヘアワックスは手作り(... -
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【映画レビュー】ケレン味たっぷりの翻訳から生まれる珠玉の台詞回し『カウボーイビバップ 天国の扉』
(by 蛙田アメコ) ■あなたは、ハードボイルドが好きか■突然だが、あなたはハードボイルドが好きか? 何を言っているかわからない? なるほど、それでは質問を変えよ... -
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【映画レビュー】『パーフェクト・ワールド』~“Trick or Treat!”の持つ意味とは
(by あでゆ) 仕事の関係でほとんど父が家に帰ることがなかった家庭環境において、私の父親像はひどく曖昧なものだった。数える程しかない、父と何かを行ったという記... -
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【映画レビュー】日本語吹き替え版なら魅力は二割増し『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』
(by シェループ) ハロウィン。元は古代ケルト民族の宗教行事として始まり、19世紀にアメリカ大陸へと移民と共に渡った後、娯楽色の強い民俗行事として浸透した秋のイ... -
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【インタビュー】ゲーム翻訳者・伊東龍~インディーゲームの翻訳にまつわる苦労~禁則処理って何?
(聞き手: とら猫) ゲームの翻訳と一口に言っても、大作ゲームとインディーゲームとではローカライズの方法論において実際大きな違いがある。 そこで今回のインタビュ... -
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【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】第3回: 青春時代の『式日』
明日何の日か分かる? 明日は私の誕生日なの。 ――映画『式日』より (by 長夏実) 先日、久しぶりに実家に帰ったら地元のレンタルビデオ店が閉店していました。今のご... -
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【連載/だからゲームはやめられない】第4回: 10年近く探し求め、遂に身を投じた荒野の大激闘『ワイルドガンズ リローデッド』~
(by シェループ) 1990年代前半、スーパーファミコンが現役だった頃。 ゲームソフト一本の値段は大きく跳ね上がった。特に1994年以降は著名なメーカーが出すものなら、... -
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【連載/隠れ名画のすゝめ】第2回: オトナになりきれない人への『21ジャンプストリート』
先日、『ペンギン・ハイウェイ』という映画を観に行ってきました。アオヤマ君と呼ばれる秀才小学生と、彼の近所で歯科助手として働くお姉さんを中心としたジュブナイルS... -
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【連載/LIFE-】第2回: 現実世界の向こうの現実へのアクセス
「現実からディスプレイの向こう側の作品世界と関わる」これはビデオゲームを遊ぶ構造を利用した仕掛けだ。この構造を押し出すことは、いまではメタフィクションという... -
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【連載/スローな落語家と暮らしてる】第2話: 落語家が授ける、麦茶をすばやく作るライフハック
■麦茶、すぐなくなる■「麦茶もうない、もうだめだ」 2018年、夏。行ってしまった、平成ラストサマー。一体どれくらいの家庭でこのやりとりが繰り返されたのか、考えるだ... -
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【映画レビュー】『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』~私の中のバトル~
大学生の頃の私は、パティ・スミスやライオットガールムーブメントについて興味津々で、「パンクロック界におけるジェンダーロールの変化」をテーマに研究していた。それ... -
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【映画レビュー】『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』~闘いは終わっていない~
『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』を観たのは、名前だけは知っていたビリー・ジーン・キングの来し方に興味があったのと、エマ・ストーンとスティーヴ・カレルという、... -
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【映画レビュー】『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』~旧来の価値が崩れゆく現実に耐えられない嗚咽~
昨年からの#MeToo、そして性や人種、障害の多様性が語られる現在。この流れで自分が注目しているのは、むしろ既存の社会的な価値で優位な立場である男性だ。がらがらと... -
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【インタビュー】字幕翻訳者・岩辺いずみ~『ムカデ人間』から『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』まで
(聞き手: とら猫) 『ムカデ人間』という映画がある。 一度聞いたら忘れられない、インパクトのあるタイトルだし、ここ日本でも数年前にヒットしてシリーズ化されたの... -
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【連載/ふらっと喫茶店】2店目: ~半世紀~ 吉野山早苗
いわゆる下町にある喫茶店。すぐちかくには、ランチのときだけ食べられる親子丼を求めて長蛇の列ができるお店や、テレビ・映画の撮影に使われる喫茶店もあるけれど、道... -
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【連載/だからゲームはやめられない】第3回: たった一つのガラス片に激怒し、打ちのめされた『超執刀カドゥケウス』
ゲームを遊んでいると、必ず、どこかで壁にぶつかる。僅かなミスが命取りになる罠と穴だらけの区域。俊敏な動きと戦術で、一切の隙を見せず攻めてくるボス。数多くの試... -
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【連載/スローな落語家と暮らしてる】第1話: 家人は落語家
■最近、落語家と暮らしてる■三年前に結婚した配偶者が、落語家だった。 ……というと、初対面の仕事相手との会話はもう勝ったも同然だ。目の前の地味な顔立ちの女が、とた... -
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【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】第2回: サムギョプサルは母の愛?
望み通りではないけれど、とにかく人生は続く。 ――映画『ブーメランファミリー』より 去年の春。私は突然、韓流沼に落っこちました。それは突然嵐のように…。「冬のソナ... -
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【映画ホルマリン漬け】第2回: 寒い系映画の覇道をゆく、美しい重苦しさ『ウインド・リバー』
寒い系、という映画がある。ないかもしれないが、少なくとも自分の中にはそういうジャンルが歴然としてある。他の人がどうかは知らない。 実際、季節は映画のテイストに...