2018年10月

【連載/スローな落語家と暮らしてる】第3話: 落語家とTwitterと弁当と

(by 蛙田アメコ) ■スローな落語家、Twitterをはじめる■我が家の落語家は動作もライフスタイルも、とってもスローだ。SNSはほとんどやらないし、ヘアワックスは手作り(蜜蝋をレンチンして作っている。正直、意味が分からない)、ジャングルにしか生息していなさそうな謎の植物(エアプラントというらしい […]

【映画レビュー】ケレン味たっぷりの翻訳から生まれる珠玉の台詞回し『カウボーイビバップ 天国の扉』

(by 蛙田アメコ) ■あなたは、ハードボイルドが好きか■突然だが、あなたはハードボイルドが好きか? 何を言っているかわからない? なるほど、それでは質問を変えよう。あなたは、『バトルシップ』は好きか。あなたは、『虐殺器官』が好きか。あなたは、『パシフィック・リム』が好きか。あなたは、『バイオハザー […]

【映画レビュー】『パーフェクト・ワールド』~“Trick or Treat!”の持つ意味とは

(by あでゆ) 仕事の関係でほとんど父が家に帰ることがなかった家庭環境において、私の父親像はひどく曖昧なものだった。数える程しかない、父と何かを行ったという記憶の中で最も印象深いのは、一年ほど続いた一緒に映画を観にいくという習慣だ。毎週水曜日、学校帰りにそのまま父の車に乗って近所の映画館に連れられ […]

【映画レビュー】日本語吹き替え版なら魅力は二割増し『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』

(by シェループ) ハロウィン。元は古代ケルト民族の宗教行事として始まり、19世紀にアメリカ大陸へと移民と共に渡った後、娯楽色の強い民俗行事として浸透した秋のイベント。日本国内も近年、関連イベントが盛んに開かれるようになり、すっかり10月末の恒例行事として、良くも悪くも注目を集めるようになった。 […]

【インタビュー】ゲーム翻訳者・伊東龍~インディーゲームの翻訳にまつわる苦労~禁則処理って何?

(聞き手: とら猫) ゲームの翻訳と一口に言っても、大作ゲームとインディーゲームとではローカライズの方法論において実際大きな違いがある。 そこで今回のインタビューズでは、そうしたインディーゲームの翻訳を数多く手がけてきたゲーム翻訳者、伊東龍氏をゲストに迎え、氏が今年翻訳したヒット作「Dead Cel […]

【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】第3回: 青春時代の『式日』

明日何の日か分かる? 明日は私の誕生日なの。 ――映画『式日』より (by 長夏実) 先日、久しぶりに実家に帰ったら地元のレンタルビデオ店が閉店していました。今のご時世、動画配信サービスも普及しているし、レンタルビデオ店なんて流行らないのかもしれません。でも、青春時代のほとんどをその店で過ごした私に […]

【連載/だからゲームはやめられない】第4回: 10年近く探し求め、遂に身を投じた荒野の大激闘『ワイルドガンズ リローデッド』~

(by シェループ) 1990年代前半、スーパーファミコンが現役だった頃。 ゲームソフト一本の値段は大きく跳ね上がった。特に1994年以降は著名なメーカーが出すものなら、1万1400円超えが当たり前。小遣いを使う、親にねだるなりしてゲームを買っていた当時は、買うものを選別するしかなく、泣く泣く興味を […]

【連載/隠れ名画のすゝめ】第2回: オトナになりきれない人への『21ジャンプストリート』

(by あでゆ) 先日、『ペンギン・ハイウェイ』という映画を観に行ってきました。アオヤマ君と呼ばれる秀才小学生と、彼の近所で歯科助手として働くお姉さんを中心としたジュブナイルSF作品です。 アオヤマ君にとって、お姉さんは初めて恋心を抱く異性です。男性であるアオヤマ君にはないものを持った彼女は、彼にと […]

【連載/LIFE-】第2回: 現実世界の向こうの現実へのアクセス

(by 葛西祝) 「現実からディスプレイの向こう側の作品世界と関わる」これはビデオゲームを遊ぶ構造を利用した仕掛けだ。この構造を押し出すことは、いまではメタフィクションということで語られやすい。 メタフィクションは賢い見方に思えるかもしれない。でも自分にとっての実質的なファーストインプレッションはち […]