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名画再訪
【名画再訪】完全燃焼!〜映画『プロメア』を、遅ればせながら観て燃え尽きた人間の感想レビュー〜
(by 安藤エヌ) 2019年5月に上映された『プロメア』を、2020年の4月に見た。これは罪深いことである。映画館に観に行くのがこれほどまでに似合う映画を、ほぼ1年後にテ... -
名画再訪
【名画再訪】『コードネームU.N.C.L.E』〜続編祈願!こんなに面白いスパイ映画ある?〜
(by 安藤エヌ) 『コードネームU.N.C.L.E』という映画がある。未見の方はえ?コードネーム?スパイ映画?アンクルっておじさん?と訝る人もいるかもしれない。何を隠そ... -
映画
【名画再訪】『愛の渦』~本当の自分に必要なのは、名前の要らない居場所〜
六本木のマンションの一室で行われるパーティー。そこには、ただただセックスがしたい大人たちが集う。「愛の渦」という映画の冒頭だ。常識の仮面を剥いで性に溺れる人... -
映画
【映画レビュー】『ジュディ 虹の彼方に』〜美しい虚構に生きた1人の少女が、晩年で見せた姿~
(by 安藤エヌ) 「その声で100万ドル稼がせてやる」 17歳で映画『オズの魔法使』のドロシー役に抜擢され、一躍大スターとなったジュディ・ガーランド。 『ジュディ&nbs... -
この一曲
【この一曲】“地獄でなぜ悪い”が垣間見せた、星野源というエンターテイナーの魂
今やすっかり国民的アーティストとなった星野源。 作詞作曲歌唱はもとより、ダンスも踊れる、演技もできる、ギターをはじめ多数の楽器を演奏できて、しゃべりも達者な上... -
名画再訪
【名画再訪】『アイアンマン3』コンビのオシャレ映画『キスキス,バンバン -L.A.的殺人事件』を48回観た話
(by 蛙田アメコ) ◇『アメリ』に罪はないけれど。 世の中には「オシャレ映画」というカテゴリーの映画がある。例えば『アメリ』とか。『アメリ』のコンテンツ力ったら... -
映画
【映画レビュー】『ジョジョ・ラビット』のヒトラーが持つ映画での役割~彼はジョジョの親友で在り続けるのか~
(by 安藤エヌ)(注:本レビューに直接的なネタバレは含まれませんが、一部物語の内容に触れています) 映画『ジョジョ・ラビット』を観た。 兎が殺せない? 年端のゆ... -
映画
【映画レビュー】トム・フーパー版『キャッツ』はどのていど、リアルな猫の生態を反映しているのか猫飼いが考察してみた
(by とら猫) 「不浄なポルノ」「ホラー」「FBIが乗り込んでくる」など、大喜利めいた辛辣レビューを世界中で量産している『キャッツ』を観てきたが、思ったよりも悪く... -
映画
【映画レビュー】『パラサイト 半地下の家族』~ポン・ジュノ監督が構築した韓国(もしくは世界)の凍りつく寓話~
(注:本レビューには映画のネタバレが含まれます) 【靴】 半分地下で暮らす貧しい家族。その一人息子が、姉の偽造した書類を通して高級住宅街に暮らす一家の家庭教師... -
この一曲
【この一曲】イントロだけで世界を制したU2“Where the Streets Have No Name”
(by とら猫) “Where the Streets Have No Name”のイントロを聴くと、今すぐ駆け出したくなる。これはもうボタンを見ると押したくなる、釣鐘を見ると撞きたくなる、反... -
この一曲
【この一曲】BUMP OF CHICKENの“ベル”が掬いあげる、日常の中の絶望と救い
小学生のある年の夏休み、私はそのバンドと出会った。母がツタヤで借りてきた『jupiter』という名前のそのアルバムを、当時現役だったカセットテープに落として、文字通... -
名画再訪
【名画再訪】ファン必見、ジョニー・デップの真骨頂は『リバティーン』だと主張したい件
誰が自分の代わりに死んでくれた――そんな映画の話をしようと思う。 * * * 人生を変えた一作、と言われて思い浮かぶ作品はいくつかある。 とりわけ、映画。映... -
映画
【映画エッセイ】私は松浦美奈さんに会うために『死霊の盆踊り』を観にいった
(by とら猫) 映画好きってやつは一年の最後にどの作品を観ようか、にやにやしながら思いを巡らせるものだ。いわゆるところの“映画納め”。私なんかもそうで、毎年師走... -
映画
【名画再訪】『タイタニック』に見る、“死”を前にした乗客の人間ドラマ~私たちはその一人になる~
(by 安藤エヌ) 人生のうちでベスト5に入る映画は?と訊かれたら、私は『タイタニック』をその中に挙げる。いつまでも永遠に私の心の中に残り続ける、切なくも痛ましい... -
映画
【映画エッセイ】ディズニーの奴隷になって楽しむ『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
(by とら猫) 『スター・ウォーズ』が完結した。ジョージ・ルーカスが四十二年前に生み出した壮大なスペースオペラが今、令和元年のこの年についに(ひとまず)幕を閉... -
名画再訪
【名画再訪】~考えるのをやめないこと~『ちいさな哲学者たち』
(by 冬日さつき) 「何があなたを生かして、何があなたを滅ぼすか」という問いに、「疑問を持つこと」と答えたことがある。小さなころから常にわたしの頭の中には疑問... -
レビュー
【マンガレビュー】“好きなことで一番になりたい”という地獄『ブルーピリオド』
“こんなに好きなのに、こんなに頑張ってるのに、どうして報われないんだ” 本気で何かを目指したことがある人で、こう思ったことがない人はいないんじゃないだろうか。好... -
映画
【映画レビュー】『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』はフランスから届いた胸アツの逆輸入品だ
(by シェループ) 「まいりました……!」 以上、全編観終えて間もなく出た一言。なんてこった。ほんまもんのシティーハンターだった。それも、フランス流ブラックジョー... -
映画
【映画レビュー】限界オタクにこそ観てほしい『アナと雪の女王2』
(by 安藤エヌ) こんにちは、鬼滅の刃読んでますか?安藤エヌです。 私は映画について硬めの文体でレビューを書く時もありますが、本体はかなり限界を迎えたオタクです... -
仏語&日本語/French & Japanese
【仏語も学べる手塚漫画レビュー】『Debout l’humanité!/人間ども集まれ!』(和訳付き)~社会における性のあり方に疑問を投げかける一作~
(by Julien Bernard) « Pourquoi l’homme passe-t-il sans cesse de la paix à la guerre ? La paix est-elle faite pour la guerre ? La guerre est-elle faite p... -
アニメ
【アニメレビュー】『少女終末旅行』の描く、終わるまでは終わらない旅
“終わるまでは終わらないよ”アニメ『少女終末旅行』のエンディングテーマは、こんなセリフから始まる。黒髪黒目、冷静で横暴で、実は怖がりなチト。金髪碧眼、食いしん... -
映画
【映画エッセイ】顔が最高に良い推し洋画俳優、ティモシー・シャラメの話していいですか?
(by 安藤エヌ) 顔が良すぎて何も言えねえ。 ――といいたいところなのだが、このまま筆を放り投げてしまうとせっかくの機会に彼の魅力を自ら伝えることが出来なくなって... -
映画
【映画エッセイ】おっさんだって楽しく『天気の子』を観たいんだ
人はいつからおっさんになるのだろう。 『天気の子』の中で「もう大人になれよ」という台詞を聞いたとき、そんなことを思った。 大人になるタイミングは分かりやすい。... -
映画
【映画レビュー】『ジョーカー』が見せる、エンタメとリアルの危ういバランス
(by とら猫) 『ジョーカー』における最大のタブー、そしてチャレンジは、本来薄暗い部屋でひっそり嗜まれるような主題を、純正のエンタメという形でマスに届けたこと... -
だからゲームはやめられない
【連載/だからゲームはやめられない】番外編: 気になるあのキャラ、ジャッジくん(スプラトゥーン)
(by シェループ) ゲームというものは、常に現実では味わえぬ遊びや冒険、戦いを体験させてくれる。同時に、その作品世界で生きる様々なキャラクターと出会わせてくれ... -
映画
【映画レビュー】のっけからワニ汁を全身に浴びる『クロール-凶暴領域-』
(by とら猫) アレクサンドル・アジャは真の漢(おとこ)だ。それは論を俟たないが、ここ最近のアジャのフィルモグラフィーに物足りなさを感じていたホラー映画ファン... -
映画
【映画レビュー】『ジョーカー』を通じて知る、皮膚の中の痛み
(by こばやしななこ) 『ジョーカー』を観た後、売店でパンフレットを買った。表紙には口角を指で無理やり上げて笑い顔を作りながら涙を流す、ピエロの化粧をした主人... -
映画
【映画レビュー】サメに飽きたあなたへワニを『クロール-凶暴領域-』
(by 長夏実) 世間はもうサメには飽きたらしい。アニマルパニック映画といえば、『ジョーズ』『MEG ザ・モンスター』などサメを連想する人が多いのではないでしょ... -
テレビドラマ
【ドラマレビュー】人間の業と否応なしに向き合わされる『チェルノブイリ』
(by とら猫) チェルノブイリ原発事故。人類史上最悪と呼ばれる人災。 そして福島の事故を経験している私たちは、当然のことながら、あの時の悪夢とこのドラマとを重ね... -
映画
【映画レビュー】『帰れない二人』は愛ではなく情を描いた物語である
(by こばやしななこ) 好きな作品が1つ増えた。今から書くのはその映画についてだ。映画について書くたびに思うことだけれど、今から紡ぐ私の言葉はちゃんと読む人に作...
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