ラノベ

【推しの一作】この生活はどこまでも続く〜『スーパーカブ』というライトノベル〜

(by 蛙田アメコ) 自分は乗らないバイクの話をします。 幸福は子猫の形をしているというけれど、孤独には形がないからこそ、こんなにも人を蝕むのかもしれません。自粛生活も丸々2年目、おおむね4ターン目に突入。ずるずると長引く、外圧によって発生する孤独。想像力に乏しい人間なのでアンネ・フランクの隠れ家生 […]

【エッセイ】私は祈りを書いている

(by 蛙田アメコ) 小説を書いていて、時折「どうして書いているの」とか「何を書きたいの」と聞かれることがある。どう答えていいのかわからなくて、あいまいな返答をしてしまうことが多い。けれど、夏になると思い出すことができる。私は「祈り」を書いているのだと思う、たぶん。 死ぬには夏がいい。何故なら、夏の […]

【インタビュー】ラノベ作家・蛙田アメコ~プロデビューから続編や翻訳版の出版、Web連載と続いた怒涛の一年を振り返って~

(聞き手:とら猫) 当BadCats Weeklyでも、高い創作スキルに裏打ちされた、多彩な味わいのレビューやエッセイを寄稿されている、ラノベ作家の蛙田アメコさん。2019年2月に待望のプロデビューを果たしてから、わずか一年の間に長編3作がリリースされ、海外でも2作が翻訳されるという、素晴らしい活躍 […]

【旅行エッセイ】蛙田アメコの土佐日記(後編)~旅の効能~

(by 蛙田アメコ)(前編からの続き) (2)「帰京」旅というのははじまった瞬間から、終わりに向けて動き出す。なんのプランも旅程もない、真っ白なノートを埋めるような旅程は終わってみればあっという間だったけれど、iPhoneに残ったたくさんの写真が楽しかった思い出を呼び起こしてくれる。 ◇空港の観光案 […]

【旅行エッセイ】蛙田アメコの土佐日記(前編)~そうだ、高知に行こう~

(by 蛙田アメコ) (1) 門出 高知旅行に行ってきた。 旧国名で高知は土佐である。文章書きが土佐に行ったので、自動的にこの手記のタイトルは土佐日記となる。そして、土佐日記の一番初めは、「門出」というサブタイトルになる。これらは、我が国の文学がはじまった当初から決まっていることなので仕方がない。な […]

【ラノベレビュー】~これは、もっとも優しい復讐劇~『女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました』

(by 矢御あやせ) 「~だから」と我慢を強いられたことはあるだろうか。 題名の「女だから」のみならず、男だから、陰キャだから、パリピだから、おじさんだから、姉だから、弟だから…………。枚挙にいとまがない。 本書はそういう「冷たい雨」に打たれている人に、「もう大丈夫だよ」と肩を置いてくれる。そして、 […]