【連載/隠れ名画のすゝめ】第1回: 人を赦すための物語『マザー!』

(by あでゆ) みなさんは、人を傷つけてしまったことがありますか? 約束を破ってしまったり、ちょっかいを出してしまったり、あるいは意見が食い違ってしまったり。様々な形があると思いますが、誰しも一度くらいはなにか経験があるのではないでしょうか。 私はまだ大学に入って間もない頃、塾講師のアルバイトをし […]

【連載/だからゲームはやめられない】第2回: 時流に翻弄され、最大の好機を失った不遇の傑作『レイマン レジェンド』

(by シェループ) 2018年のサッカー・ワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じた。率直に今年のフランスは強かった。エムバぺが凄すぎた。なんだ、あの速力。人間業ではない。 そんなフランスと言えば、日本のみならず、世界各国に開発・営業拠点を構えるゲーム会社「ユービーアイソフト」の本社がある国だ。近 […]

【連載/部屋とシタデルペイントとウォーハンマー】第2話: おっさんの体になってしまった僕は書店で一冊の雑誌を手に取った。

(by 武藤陽生) 僕がウォーハンマーを知ったのはずいぶん昔、もう二十年以上前のことだ。当時、この趣味はずいぶん間口が狭く、日本でプレイしている人はほとんどいなかった。いたかもしれないが、インターネットもない時代に同好の士を見つけるのは不可能事のように思われ、実際に製品を買うところまではいかなかった […]

【連載/ふらっと喫茶店】1店目: ゆで卵

(by 吉野山早苗) 喫茶店が好きだ。カフェでなく、あくまでも喫茶店。 岐阜県、愛知県は喫茶店文化が根付いているが、まさにその県境出身だということもあり、子どものころから喫茶店に行くのは日常だった。その愛知県一宮市が発祥らしい喫茶店の“モーニング”というシステムは、いまでは全国にあると思う。ただ、地 […]

【猫エッセイ】猫の国へようこそ

(by とら猫) 俺は猫の国にいる。 もちろん当初は人の国にいて、今だって住まい自体は以前と何ら変わりないが、気がつくと奇怪にも、自宅が猫の国に“切り替わって”いた。と言っても、別にすべての語尾に「ニャン」をつけてしゃべるとか、一日三食カリカリを供されるとか、「ニャンとも清潔トイレ」で用を足さなけれ […]

【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】第1回: パスポートの行方

ウィンの手が早く治らないように祈った。幸せだったから。 ――映画『ブエノスアイレス』より (by 長夏実) 先日、「君の名前で僕を呼んで」 (監督: ルカ・グァダニーノ)を観ました。 物語の舞台は、夏の北イタリア。17 歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、大学教授の父が招いた大学院生のオリヴァー( […]

【連載/だからゲームはやめられない】第1回: ひとつの勘違いから長き付き合いへ~『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』の思い出~

(by シェループ) 2017年12月17日。大阪に拠点を構えるゲーム会社「カプコン」の看板タイトル『ロックマン』が30歳の誕生日を迎えた。ファミコンことファミリーコンピュータ用ソフトとして産声をあげたロックマンはその後、多くの続編、派生作が作られ、一躍、人気シリーズの仲間入りを果たした。その数は現 […]

【連載/LIFE-】第1回: ささやかな日常の感情についてを見つめるビデオゲーム

(by 葛西祝) 現実を生きるなかで実際にやることはささいな行動の数々だ。ほとんどはドラマチックな物事から切り離されている。朝決まった時間に起きる。朝食を作る。皿を洗う。服を着替える。歯を磨く。生活のおおよそは特別なこともない行動で埋められている。 ビデオゲームでは長らく、そんな生活の中で生まれる感 […]

【連載/映画ホルマリン漬け】第1回: そしてミルドレッドはロックスターになる『スリー・ビルボード』

(by とら猫) 腹が減ったら食う。 眠くなったら寝る。 ムカついたらぶん殴る。 できればそうやって本能の赴くまま、六十年代のロックスターのように生きていきたいと思うが、実際はそうは問屋が卸さないのが人生の厳しいところだ。なかにはエアロスミスというグループのスティーヴン・タイラーという歌い手のように […]

【連載/部屋とシタデルペイントとウォーハンマー】第1話: 物心ついた時分からずっとゲームで遊んできた。

(by 武藤陽生) 先日、四十一歳の誕生日を迎えた。四十一になったときの心境は、これまでのどの年齢のときともちがった。三十になったとき、自分はまだまだ若いと思っていたし、当時は何者かになりたくて必死で、立ち止まってものを考える余裕はあまりなかった。四十になったときも同じで、口では“おっさんになっちゃ […]

【出版企画】「Hands of Japan」by Brittney Curtis

  • 2018.07.30

<概要>日本の電車をこよなく愛する著者が、さまざまな“吊り革の持ち方”にクリエイティブな名称(「フック船長」や「銀行強盗」など)をつけ、お気に入りの電車について解説するユーモア溢れるガイドブック。 タイトル:Hands of Japan(日本の手)著者:Brittney Curtisテーマ:文化、電 […]

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