シリーズ&連載– category –
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名画再訪
【名画再訪】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』~上質なファンタジーに見る「人間」と「愛」
(by 安藤エヌ) 昨今、自身の発言によりSNS上で物議を醸している作家のJ・K・ローリングだが、私は彼女の生み出した魔法界とそこに生きる人々を愛している。『ハリー・... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『エターナル・サンシャイン』を観ておセンチに泣く夜
(by こばやしななこ) センチメンタルになって泣きたい夜がある。私がもっと美人なら、こうゆう感情にはならないのだろうか。とにかくそんな夜には『エターナル・サン... -
シリーズ&連載
【フリーに生きる】第4回:ITコンサルタント・古藤総一郎の場合〜誠実な仕事がファンを呼ぶ〜
(by 古藤総一郎) 初めまして、現在、独立してITコンサルをやっているSoichiroと申します。ITコンサルと言っても多くの人が想像するであろうコンサルタント然とした内... -
シリーズ&連載
【名画再訪】人はみな多大な迷惑をかけながら生きる〜『こんな夜更けにバナナかよ』
「人に迷惑をかけてはいけません」。その言葉を幼い頃から刷り込まれているから私たちは今日も無理な納期に向き合うし、自分のタスクが終わるまで退社しない。迷惑をか... -
シリーズ&連載
【映画エッセイ】『ラ・ラ・ランド』が是か非か論争に終止符を打ちたい~人はみなそれぞれの人生を生きている
(by 安藤エヌ)好きな映画は何?と聞かれた時、私は大抵ひとつに絞れないので、ジャンルごとに好きな映画を答えるように… -
シリーズ&連載
【フリーに生きる】第3回:あるITエンジニアの場合〜自分の心の声に従うこと〜
(by あるITエンジニア) 新卒で大きな会社に入り1年働き、調子を崩した。身体ではなく心のほうで。 新卒特有の何がわからないのかわからない状態であたふたし、先輩や... -
シリーズ&連載
【名画再訪】汝、社会に抵抗せよ!映画『アズミ・ハルコは行方不明』に見る“世の理不尽”との戦い方
理不尽だ!納得できない!こんな世の中イヤになる!そんな気持ちになったことが誰もが一度はあるのではないだろうか。 私にとってのそれは高校3年生のこと。友人に誘わ... -
シリーズ&連載
【この一曲】未来から過去へ、花を抱えて会いに行く――米津玄師“パプリカ”
“パプリカ”。2018年の夏にリリースされるなり話題となり、子どもたちにも大ウケ、社会現象化したこの曲を私が初めて聴いたのは、割と遅い方だったのではないかと思う。... -
LIFE-(ライフマイナス)
【連載/LIFE−】第7回:テキストにおける “若さ”から手を切るということ
(by 葛西祝) 若さを良いものと評することは多い。選手が全盛期を迎える期間が限られたスポーツはまさにそうだし、流行りのファッションや音楽からは誰でも良い意味で... -
シリーズ&連載
【推しの一作】あなたの生きる世界は本当にノンフィクションですか?~真下みこと著『#柚莉愛とかくれんぼ』〜
想像はフィクションである。想像と実際は別物である。けれど真下みこと著「#柚莉愛とかくれんぼ」は小説でありフィクションであり、現実である。「矛盾しているじゃない... -
シリーズ&連載
【この一曲】天才になれなかったすべての私たちの余生に捧ぐ--ヨルシカ“八月、某、月明かり”
25歳になったら死のうと思っていた。そればかり考えながら生きていた時期がある。 * ものごころついた時から、将来の夢は「小説家になる」だった。自分だけの物語を空... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『永い言い訳』〜どうしようもない大人たちよ、時には振り絞るように泣け〜
正しい母親像、正しい父親像についてこの頃よく考えている。 何をもって正しいというのかはっきりとした定めがないこの概念は、辞書を引けどネットを彷徨えどそれらしい... -
シリーズ&連載
【フリーに生きる】第2回:小説家・岸馬きらくの場合〜「生きている時間」を増やすということ〜
(by 岸馬きらく) 「やりたいことをやっている時間は生きている。やりたくないことをやっている時間は死んでいる。なるべく長く生きたいと思う」これが作家・マンガ原... -
シリーズ&連載
【フリーに生きる】第1回:ラノベ作家・蛙田アメコの場合〜宙ぶらりんな私たちへ〜
(by 蛙田アメコ) 2020年2月4日をもって会社への出勤をやめた。なぜ『出勤をやめた』なんて煮え切らない書き方をするのかといえば、いわゆる『休職期間』をいただいて... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『her~世界でひとつの彼女~』から見る近未来的で原始的な愛の形
「愛してる」だの「そばにいて」だの、恋愛には言葉がツールとして用いられることが多い。指輪というただの金属が「結婚しよう」という台詞によってプロポーズとみなさ... -
シリーズ&連載
【名画再訪】完全燃焼!〜映画『プロメア』を、遅ればせながら観て燃え尽きた人間の感想レビュー〜
(by 安藤エヌ) 2019年5月に上映された『プロメア』を、2020年の4月に見た。これは罪深いことである。映画館に観に行くのがこれほどまでに似合う映画を、ほぼ1年後にテ... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『コードネームU.N.C.L.E』〜続編祈願!こんなに面白いスパイ映画ある?〜
(by 安藤エヌ) 『コードネームU.N.C.L.E』という映画がある。未見の方はえ?コードネーム?スパイ映画?アンクルっておじさん?と訝る人もいるかもしれない。何を隠そ... -
シリーズ&連載
【名画再訪】映画『グーニーズ』を今こそ楽しもうぜ!(海賊の隠し財宝にワクワクしない人類はいないため)
(by 蛙田アメコ) 大好きな映画があって、『グーニーズ』という。 父親の借金と地上げ屋の思惑によって生まれ育った家を手放さなくてはいけない兄弟が、はみ出し者仲間... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『百円の恋』〜心と体が連動しなきゃ生きてる意味がない!〜
自分に最も無縁な動詞は何だろうかと考えた時に、真っ先に浮かんだのは「闘う」だった。 生まれてこの方、武闘には縁がない。元ヤンキャラのバラドルが話す「嫌いな奴を... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『LEON』~大人を心に飼う少女マチルダと、その愛人について〜
(by 安藤エヌ) 困った。映画『LEON』についてレビューを書いてみようとしたものの、あまりに名作すぎて、中途半端な言葉でこの映画を説明したくない。何度観返しても... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『レディ・バード』〜模範的になれない私たちの映画〜
(by こばやしななこ) 自転車を盗んだことがある。女子高生だった。 友だちと隣の県の商業施設へ行こうと電車に乗ったが、二人の手持ちでは往復の電車賃が足りなかった... -
シリーズ&連載
【この一曲】サンボマスター“そのぬくもりに用がある”に新たな愛を知る
「涙流れて愛が生まれる」とは一体なんだろう。初めてその曲を聴いた時は、メロディラインに心躍るものの歌詞がピンと来なかった。だって「愛を失って涙が流れる」のが... -
シリーズ&連載
【この一曲】フジファブリック“赤黄色の金木犀” 〜終わってしまった残りの月〜
フジファブリックの“赤黄色の金木犀”を聴くたびに思い出す人がいる。 1歳年上の、バイト先の先輩。いい人だったけれど、いかにもきゃぴきゃぴしている感じが、地味な私... -
シリーズ&連載
【名画再訪】『愛の渦』~本当の自分に必要なのは、名前の要らない居場所〜
六本木のマンションの一室で行われるパーティー。そこには、ただただセックスがしたい大人たちが集う。「愛の渦」という映画の冒頭だ。常識の仮面を剥いで性に溺れる人... -
シリーズ&連載
【この一曲】the pillowsの“ハイブリッドレインボウ”と一緒に、いつか選ばれる明日を待つ
BUMP OF CHICKENが“ハイブリッドレインボウ”という曲を歌っていると知った時、「あれ?」と思った。バンプっ子の私は彼らの出したCDを全て網羅していたはずなのに、その... -
シリーズ&連載
【この一曲】東京事変“私生活” 〜私を前へと歩かせ続ける遠くのあなたへ〜
≪酸素と海とガソリンと/沢山の気遣いを浪費している≫このフレーズを耳にしただけで、わかる人はきっと胸をつかれる思いがするだろう。 東京事変、“私生活”。私もまた、... -
LIFE-(ライフマイナス)
【連載/LIFE−】第6回:アカデミー賞にノミネートされながら、物乞いに堕ちたアニメ作家の物語
(by 葛西祝) さまざまなジャンルから、人生や日常の欠落についてを書く連載「LIFEー」6回目は、とある破滅的な経歴を送った作家の話をしよう。 あらゆる表現に関して... -
シリーズ&連載
【推しの一作】私を“大丈夫”にさせる小説~吉本ばなな『キッチン』&『満月 キッチン2』~
(by こばやしななこ) 生きていると、どうしようもなく辛い時期がある。 大切な存在の死、いじめ、過労、病気、プレッシャー、人間関係、罪悪感、孤独、貧乏。いろんな... -
シリーズ&連載
【この一曲】死すら歌の力に変えてしまうフレディの凄みに総毛立つ、Queen“The Show Must Go On”
(by とら猫) 一番好きなクイーンの曲を選べ、という問いは自分にとって、一番好きなビートルズの曲を選べ、という問いと同じくらい即答するのが難しい。 フレディに敬... -
映画
【名画再訪】『アメリ』~わたしがわたしのままでいることを許してくれた映画~
(by 冬日さつき) 蛙田アメコさんが記事の中で書いていた、「『アメリ』に罪はないけれど」という一文で、わたしは中学時代のことを思い出していた。 わたしは田舎の公...