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映画
【武道家シネマ塾】第12回:『線は、僕を描く』~横浜流星の狂気~
横浜流星には、不思議なくらいマッチョイズムの匂いがしない。極真空手という、“マッチョイズムの結晶”のような格闘技をしていたにもかかわらずだ。僕も90年代に極真空... -
映画
【映画レビュー】高齢者が安楽死を選択する社会『PLAN 75』〜早川監督はどこまで当事者として映画を撮っていたのか?〜
「見えないところで死ね」──それが街を行きかう人々や電車に乗る人々の総意なんだと僕は思い込むことがあって、精神が壊れそうになることも多い。精神が壊れた人は社会... -
推しの一作
【推しの一作】愛しきものの不在とともに生きる~坂元裕二作品における「叶わなかった恋」への慈しみについて~
(by 遠山エイコ) 映画『花束みたいな恋をした』の大ヒットも記憶に新しい脚本家・坂元裕二。4月には東京、5月には札幌で朗読劇の公演があり(大阪公演は緊急事態宣言... -
映画
【映画レビュー】~死ぬまで青春するわたしたちへ~『空の青さを知る人よ』
(by 蛙田アメコ) ◇31歳が青春映画にログインしました◇ 超平和バスターズ制作 、秩父三部作。『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』(2013年、テレビシリーズ... -
映画
【映画レビュー】『帰れない二人』は愛ではなく情を描いた物語である
(by こばやしななこ) 好きな作品が1つ増えた。今から書くのはその映画についてだ。映画について書くたびに思うことだけれど、今から紡ぐ私の言葉はちゃんと読む人に作... -
映画
【映画レビュー】『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』~ぼくらは勇者じゃないけれど~
私はゲームをほとんどしない。誰かがプレイしているのを、いつも後ろから見ていた。『ドラゴンクエストV』もそうだ。3才年上の兄がスーパーファミコンでプレイしている... -
映画
【映画レビュー】誰だって完璧な親にはなれないけれど『ガラスの城の約束』
(by こばやしななこ) 『ガラスの城の約束』を観た後、一緒に鑑賞した友人と駅までの道のりを親子の関係などについてあれこれ話しながら歩いた。一人で観に行かなくて... -
映画
【映画レビュー】『あの日々の話』で思い出す、過ぎし日の“オール”の感覚
(by こばやしななこ) 『あの日々の話』を観終わった時、なんとなく『マリー・アントワネット』が思い浮かんだ。 ソフィア・コッポラが監督した映画『マリー・アントワ... -
映画
【映画レビュー】米副大統領ディック・チェイニーの半生をブラックユーモアたっぷりに描いた『バイス』
(by こばやしななこ) NYの高層ビルが煙を上げている映像を、実家の2階でテレビ画面を通して見ていた記憶がある。夜遅く、そろそろ寝ようとしているところだった。一... -
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【映画レビュー】『グラン・トリノ』と対をなす贖罪の物語『運び屋』
(by とら猫) イーストウッドの映画を観るということは、イーストウッドを体験するということだ。 こうした特性はイーストウッドが七十歳を過ぎて以降、監督と主演を兼... -
映画
【映画レビュー】『運び屋』~人生は常に一日しかない~
(by こばやしななこ) 87歳の老人がドラッグの運び屋をする実話を、クリント・イーストウッドが監督・主演すると聞いて、それはさぞ渋いハードボイルドな映画だろうと... -
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【連載/字幕翻訳者の“この台詞が好きなんです”】第5回: 銃弾よりも人を傷つける言葉『L.A.ギャングストーリー』
取り消せないことが2つある。撃った弾と言った言葉だ。Two things you can't take back on this job, bullets out of your gun and words out of your mouth. 映画『L.... -
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【映画レビュー】月面着陸のリアルを今体験する『ファースト・マン』
(by こばやしななこ) 初めての虫歯治療で奥歯に被せ物をした時、ああ、もう宇宙飛行士になれない、と思った。虫歯になったことがあると宇宙飛行士になれない、とどこ... -
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【連載/映画ホルマリン漬け】第4回: 『恐怖の報酬 オリジナル完全版』~スターも銭を稼ぐのは大変だ~
(by とら猫) きっつ。銭かせぐのきっつ。 と初めて音を上げたのは、花屋のビラ配りの仕事だった。別に花が好きだったり、看板娘にホの字(死語)だったりしたわけでは... -
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【映画レビュー】危険な雪山でイドリスと過ごそう『ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間』
イドリス・エルバを雪山で独り占めしてウハウハ。 そんな世界中のイドリス愛好家が泣いて喜ぶような映画が、ここに登場した。しかもタイトルは『ザ・マウンテン 決死の... -
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【連載/隠れ名画のすゝめ】第5回: 『ボヘミアン・ラプソディ』の監督が贈るもう一つの伝記映画『イーグルジャンプ』
(by あでゆ) 以前、塾講師をしていた頃のある生徒の話をしましょう。その子は高校1年生からの3年間を卒業まで受け持っていて、はっきりいって全く勉強ができない生徒... -
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【映画レビュー】『ボヘミアン・ラプソディ』~時代を越えた“伝説”のミュージシャン~
(by 長夏実) フレディ・マーキュリーが亡くなった1991年に私は生まれた。 物心ついたときから『クイーン』は伝説のバンドであり、CMやドラマでも彼らの曲は当たり前の... -
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【映画レビュー】フレディを追いかけた旅の果て『ボヘミアン・ラプソディ』
(by とら猫) 思えば、ずっとフレディを追いかけてきた。 最初に聴いたクイーンのアルバムは確か『イニュエンドウ』で、当時はヘヴィメタルしか聴いていなかった私に、... -
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【映画レビュー】『パーフェクト・ワールド』~“Trick or Treat!”の持つ意味とは
(by あでゆ) 仕事の関係でほとんど父が家に帰ることがなかった家庭環境において、私の父親像はひどく曖昧なものだった。数える程しかない、父と何かを行ったという記... -
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【連載/隠れ名画のすゝめ】第2回: オトナになりきれない人への『21ジャンプストリート』
先日、『ペンギン・ハイウェイ』という映画を観に行ってきました。アオヤマ君と呼ばれる秀才小学生と、彼の近所で歯科助手として働くお姉さんを中心としたジュブナイルS... -
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【映画レビュー】『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』~私の中のバトル~
大学生の頃の私は、パティ・スミスやライオットガールムーブメントについて興味津々で、「パンクロック界におけるジェンダーロールの変化」をテーマに研究していた。それ... -
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【映画レビュー】『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』~闘いは終わっていない~
『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』を観たのは、名前だけは知っていたビリー・ジーン・キングの来し方に興味があったのと、エマ・ストーンとスティーヴ・カレルという、... -
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【映画レビュー】『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』~旧来の価値が崩れゆく現実に耐えられない嗚咽~
昨年からの#MeToo、そして性や人種、障害の多様性が語られる現在。この流れで自分が注目しているのは、むしろ既存の社会的な価値で優位な立場である男性だ。がらがらと...
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